2023年のエコキュート値上がり事情!買うならいつ?安く買うコツは?
世界情勢の混乱や円安を受けてあらゆる品物が値上がりしている今、エコキュートもその影響を受けています。
2022年もエコキュートの値上げを発表するメーカーが見受けられましたが、2023年もこぞって各メーカーが更なる価格改定を提示しました。
ただでさえ本体代金の高いエコキュート。
他の給湯器からの買い替えを考えている方や、古いエコキュートから新しいものに交換したいと考えている方にはかなりの痛手です。
そこで本記事では、2023年のエコキュートの値上がり事情について詳しく解説しました。
・エコキュートはどれくらい値上がりする?
・値上がりは今後落ち着くの?
・エコキュートを安く買う方法はある?
これらの疑問にお答えしています。
エコキュートの値上げにも負けない、エコキュートのお得な設置方法もご紹介しています。
この記事を読んで、少しでも安くエコキュートをお買い求めください!
1.【2023年】エコキュートはどれくらい値上がりする?
今年に入ってから、エコキュートの主要メーカーが揃って価格改定を発表しています。
気になるのは、それぞれの値上げ率ですよね。
そこで、ここでは各メーカーがどれだけ値上げするかを一覧表にまとめました。
メーカー名 | 値上げ率 |
コロナ | +11%(4月〜) |
ダイキン | +10%(6月〜) |
東芝 | 現在案内なし |
パナソニック | +16%(6月〜) |
日立 | 現在案内なし |
三菱 | 角形:+20%(8月〜) 薄型:+25% |
東芝と日立からは価格改定の案内は今のところ出ていませんが、他メーカーのエコキュートは10〜25%値上げすることが決まっています。
パナソニックの「HE-JPU37KQS」を例にすると
・改訂前:932,000円 → 改定後:1,081,000円
となっており、差額は149,000円にもなっています。
この値上げ率はメーカー希望小売価格を基準としているので、エコキュート専門店などから購入すると値段は安くなりますが、それでも数万円高くなることは確実です。
また、値上げは発送日を境に行われるため、価格改定日前に注文していたとしても、価格改定日以降に発送される注文については商品代金が値上げされてしまいます。
そのため、注文から商品発送までに時間がかかる機種は注意が必要です。
買い替えを考えている方は、在庫がすでに揃っていて、すぐに配達できる販売店を選ぶようにするとよいでしょう。
2.エコキュートが値上がりする原因
エコキュートがここまで値上がりしてしまう理由には、いくつかの原因が絡み合っています。
値上がりの理由について紐解いていきましょう。
2-1.ロシアのウクライナ侵攻による原材料費の高騰
ロシアによるウクライナ侵攻で、エコキュートの原材料費が高騰してしまったことが理由の1つに挙げられます。
ロシアとウクライナは、エコキュートで使用する半導体の製造に欠かせない、ネオンガスやパラジウムを多く産出しています。
しかし、2022年2月にロシアがウクライナ侵攻を始めたことをきっかけに、原材料の出荷量が縮小される事態となりました。
侵攻から1年以上経った現在でも戦争は終結しておらず、原材料が安定的に供給できる日がいつになるかはまだわからない状態です。
2-2.コロナによる半導体不足
コロナの感染拡大を抑制するために各国がロックダウンを行ったことで、半導体を製造する工場が稼働できなくなり、半導体の供給不足が深刻なものとなりました。
また、コロナ禍の影響を受けて在宅ワークが一般化しパソコンの需要が増加したことで、ますます半導体の需要が高まり、10〜20%の大きな値上がりを余儀なくされています。
新型コロナウイルスの発生から3年が経過した今、半導体の出荷数は元通りになりつつありますが、原材料費が高騰している影響で価格が元に戻るまでにはまだ時間がかかると予想されています。
2-3.円安による物価高
世界情勢の緊張やアメリカの利上げで2022年10月に1ドル150円の円安を記録して以来、あらゆる商品が値上げの対象となりました。
この円安による物価高騰は、そのままエコキュートの値上がりに影響しています。
3.エコキュートの値上がりは収まるの?
エコキュートの値上がりが今後収まる見通しは、今のところ立っていません。
半導体の供給量や円安は落ち着き始めていますが、ロシア・ウクライナ情勢の戦況はますます悪化しています。
エコキュートの値上げに歯止めがかかるのはまだまだ先になりそうです。
エコキュートを買い替えるなら「今」がいい理由
エコキュートの買い替えや導入を考えているなら、タイミングは間違いなく「今」がおすすめです。
中には、エコキュートの値上げが続々と発表されているので、価格高騰が落ち着いてからエコキュートを買おうと考える方が多くいらっしゃるかもしれません。
ただ、先にも述べた通り、エコキュートの値上げが収まる目処は立っておらず、世界情勢の変化によっては更なる値上げが発表されることも考えられます。
今後のエコキュートの値下がりを期待して購入を後回しにするのは、あまり得策ではありません。
また、2023年は国によるエコキュートの補助金事業も実施されています。
いつになるかわからない値下がりを待つのではなく、補助金が利用できる今のうちに購入する方がよいでしょう。
4.エコキュートを安く買うコツ3つ
ここからは、エコキュートを安く購入する具体的なコツを3つ紹介していきます。
エコキュートの購入費用はやり方次第で抑えられることもあるので、ぜひ参考にしてください。
4-1.補助金で施工費を安くする
エコキュートの設置・交換は、1台につき5万円の補助金が出るキャンペーンを利用できます。
「給湯省エネ事業」という国による補助金事業で、CO2排出量の少ない給湯器の普及を目指したものです。
補助金の利用には以下のような条件があります。
・国の認可が降りた事業者に施工してもらう
・2025年度トップランナー制度の目標基準値を達成している機種である
・戸建て住宅は2台、共同住宅は1台まで
補助金の申込みは、本事業に登録済みの施工業者がお客様の代わりに行います。
そのため、補助金を利用するのであれば、補助金事業に登録している業者から依頼先を探すようにしてください。
関連記事:【2023年】補助金でエコキュートをお得に設置!?「給湯省エネ事業」とは
4-2.自社施工のエコキュート専門店を選ぶ
安く設置してくれる業者を選ぶなら、自社施工をしているエコキュート専門店を選びましょう。
家電量販店やホームセンターは、施工を下請け業者に任せている分工事費用が高くつきますが、施工スタッフを自分で配置している専門店であれば下請け料を払う必要がなく、工事費用を安く済ませられます。
また、エコキュート専門店は工事費用が割引になるキャンペーンやアフターフォローが充実している店が多いのも魅力です。
下請け業者を通さない分話が通りやすく、施工の日程調整や工事内容の質問がスムーズにできるのもメリットと言えるでしょう。
4-3.依頼する際は相見積もりを取る
施工を依頼する際は2〜3社に相見積もりを取るのも、エコキュートの購入代金を抑える上で大切です。
エコキュートの販売代金や工事価格は店舗ごとで異なるため、見積もりを1社にお願いしただけでは、それが適正価格かどうかの判断ができません。
複数社から見積もりを取って価格と内容を見比べることで、より安い業者を選べるだけでなく、保証の充実度などのサービス面の良し悪しも確認することができます。
ただ、他と比べてあまりにも安すぎる場合、後から追加費用を請求される場合があるため注意が必要です。
実際に依頼する前に、追加工事が発生する可能性があるか事前に確認するようにしてください。
5.エコキュートご購入の相談は安心堂へ
エコキュートの大手メーカーが揃って値上がりを発表した背景には、世界情勢の混乱や半導体不足の影響がありました。
今後、値上がりが落ち着く予想がつかない中、エコキュートの導入・交換は今が一番お買い得となっています。
補助金や自社施工の店舗を利用して、エコキュートの購入費用を少しでも安く抑えましょう。
エコキュート取替え専門店の安心堂では、施工のお見積もりを無料でさせていただいています。
安心堂に依頼するメリット
・在庫を大量に一括仕入れしているので機種代金が安い
・自社スタッフが施工するので工事費用を抑えられる
・給湯省エネ事業の登録事業者なので補助金の申請がスムーズ
安心堂はエコキュート専門店の強みを活かし、問屋を通さず在庫を仕入れることで地域最安値を目指しています。
もちろん、施工は経験豊富な自社スタッフが行うので、工事費用が高額になる心配もありません。
今なら、WEBからのお問い合わせでご契約までしていただいた方を対象に「3,000円引きキャンペーン」も実施中です!
まずはご質問だけでも結構ですので、エコキュートのご購入をお考えの方はぜひお気軽にご連絡ください。