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エコキュートの知恵袋

エコキュートに雪囲いはするべき?豪雪地帯の方は要チェック

2023.11.18 2023.11.18

降雪地域にお住まいの方は、エコキュートに雪囲いをするべきか悩まれている方も多いかと思います。

エコキュートの修理・交換・取付工事なら、 全国施工実績多数手の安心堂にお任せください。

私たちのコラムでは、エコキュートに関する情報や知恵袋をご紹介します。

今回は「エコキュートに雪囲いはするべき?豪雪地帯の方は要チェック」についてご紹介いたします。

エコキュートの寿命に関わることでもありますので、ぜひ参考にしてください。

エコキュートに囲いは必要?

エコキュートは設置工事の時に凍結防止工事がされています。

外気温が下がると、自動的に浴槽のお湯を循環させて機器本体が凍結防止運転をするようにできています。

そのため基本的にエコキュートは囲いが無くても問題の無い作りになっていますが、囲いがある方が耐用年数が伸びる場合もあります。

故障の原因ともなるため、雪地帯ではエコキュートの上には防雪屋根を設置することをお勧めします。

防雪屋根を設置すれば、上から雪や氷柱が落下しても大きな被害を防ぐことができます。

防雪カバーの効果

風が強く吹き付けるところに設置してある場合に囲いや風除けをつけておいた方が、より凍結防止にもなり貯湯タンクの保温効果を高めるため良いと言われています。

また、降雪地域にお住まいの場合は、メーカー純正の防雪カバーがある場合があるので確認してみてください。

豪雪地帯では、屋根に溜まった雪が設置したエコキュートに落ちてボコボコになったという事例があります。

気温の低くなる地域にお住まいで、エアコンの暖房運転を付けていても、温風が出ないなどで困ることがある場合は防雪フードを使用すると改善が期待できます。

室外機の周辺が雪などで塞がれてしまうと、空気を吸い込んだり吹き出したりすることが正常にできなくなるため暖房運転をしているのに温まらない現象が起きやすくなります。

防雪パネルを設置することで吸い込み口に雪や氷が付着するのを防ぐことができます。

エコキュートに囲いをすることでトラブル回避

冬にエコキュートの貯湯タンクやヒートポンプユニットを囲うなどの冬支度をしておかないと雪に埋もれ「お湯が出ない」などのトラブルが起きる可能性があります。

そして、寒冷地では給湯効率が下がってしまうため、電気料金が高くなってしまうことがあります。

エコキュートはヒートポンプユニットが外気を取り込む仕組みですが、ここが雪や霜で塞がれてしまうと、極端に給湯効率が下がります。

また、エコキュートは構造上、霜が発生しやすいので定期的に霜取りをすることは必須です。

その他にも、ヒートポンプユニットの底に雪がついたり、雪が吹き込み凍ったりすれば、停止や故障のリスクが高くなります。

以上のことから、寒冷地ではとくに「冬囲い」などの対策が必要になるのです。

防雪カバーの種類

エコキュートの防雪のために設置できるものは以下のような種類があります。

「防雪パネル」全面に設置して冷気の吸い込みを防ぐ

「防雪屋根」雪・氷柱の落下による被害を防ぐ

「防雪パネル」側面や背面に雪・霜が付くのを防ぐ

メーカーから推奨される防雪カバーを使用することはもちろん問題はありませんが、それぞれの機種にしか合わないタイプが多いです。

そのため買い替えをする度に防雪カバーも新しく購入しなければならなくなります

しかし、「高置台」で対策をすれば、機器の買い替えに関係なく防雪効果を継続することができます。

エコキュートの設置環境によって、「高置台」と「(前面)防雪パネル」「防雪屋根」「(側面・背面)防雪パネル」を組み合わせて設置するのがお勧めです。

雪囲い以外の大雪時のエコキュートの対策

事前に大雪が予想される場合は、エコキュートの周りに物を置いて塞いでいないか、事前に確認することをお勧めします。

ヒートポンプユニットの周辺に雪が積もって、空気の吸い込み口や吹き出し口を塞いでしまわないようにすることで、大雪が降っても心配なくエコキュートが稼働します。

急な大雪でエコキュートの周りに雪が積もってしまったら、空気の通り道を作ることで応急処置が可能です。

その際には、ブレーカーをオフにしてから周辺に30㎝程度の空間ができるように雪かきをするようにしてください。

正面だけではなく側面、背面も空間を確保するようにしてください。

安定して暖房を使用するためにも室外機の周辺の空間確保は重要ですが、電気代の節約にも影響があります。

エコキュートは空気中の熱を電気の力を利用しながら取り込んで沸き上げを行いますが、吸い込み口周辺に空間がないと、熱源である空気を吸い込む機能が上手に働きません。

逆に吹き出し口周辺に空間が確保できていないと、せっかく室外機から外に出された冷たい空気を、再度吸い込んでしまう「ショートサーキット」と言われる現象になります。

ショートサーキット現象が起こると、省エネ効果が発揮さなれなくなります。

また、大雪の時は熱交換器に霜がつきやすくなり、上手く空気を吸い込むことができなくなってしまいます。

まとめ

今回はエコキュートの雪囲いの必要性について解説してきました。

エコキュートの周辺に雪が積もると省エネ効果が低くなってしまい、故障の原因ともなります。

屋根に積もった雪がエコキュートに落ちて故障する場合もありますので前面や側面だけでなく上部も含めて対策が必要です。

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