灯油ボイラーとエコキュートどっちがいい?特徴とメリット・デメリット
新しい給湯器への取替えを検討する際、灯油ボイラーに買い替えるか、エコキュートに買い替えるかで迷うことがあります。
灯油ボイラーとエコキュートにはそれぞれ特徴があり、コストの面でも違いがあります。
岡山県倉敷市・笠岡市・井原市・浅口市、広島県福山市で エコキュートの修理・交換・取付工事なら、 地域最安値の累計9,000軒以上の施工実績を手がける安心堂。
私たちのコラムでは、エコキュートに関する情報や知恵袋をご紹介します。
今回は「灯油ボイラーとエコキュートどっちがいい?特徴とメリット・デメリット」についてご紹介いたします。
1・エコキュートの特徴
画像引用:Panasonic HP
エコキュートとは、電気と空気の熱を利用してお湯を作る給湯器の総称で、正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」と言います。
エコキュートは電気と空気の熱を利用してお湯を作っていることから、他の給湯器に比べてランニングコストを圧倒的に抑えることが出来ます。
同量の湯を作るのにエコキュートが必要とするエネルギーを1とすると、灯油ボイラーは2、ガス給湯器は3、電気温水器は4も必要になるため、給湯器のなかで最も効率的にお湯を作れる給湯器といえます。
また、エコキュートはお湯を溜めておく機能も兼ね備えているので、災害や断水などが起きた場合もある程度お湯が溜まっているので安心です。
・エコキュートのメリット
- ・多彩な機能を搭載している
- ・非常時でもお湯が使える
- ・ランニングコストが安い
・エコキュートのデメリット
・初期費用がかかる
2・灯油ボイラーの特徴
画像引用:CHOFU HP
灯油ボイラーは、灯油をエネルギーにお湯を沸かす石油給湯器のことです。
灯油ボイラーは、他の給湯器と比べて熱量が高いことが最大の特徴です。
熱量が高いので少ない灯油量でも長時間利用することができます。
一方で、灯油ボイラーはガスや電気と違い、エネルギー源である灯油を確保する必要があります。
供給用のタンクを設置し、灯油が切れたら自分で補給しなければならないので手間がかかります。
・灯油ボイラーのメリット
- ・設置スペースがコンパクト
- ・初期費用が高額にならない
・灯油ボイラーのデメリット
- ・水道直圧式は非常時に使えない
- ・灯油を自分で補給しなければならない
3・エコキュートと灯油ボイラーの違い
エコキュートと灯油ボイラーの違いを比較しました!
エコキュート | 灯油ボイラー | |
給湯方法 | 電気が必要。 すべての製品が貯湯式。 | 灯油と電気が必要。 水道直圧式が多いが、貯湯式もある。 |
初期費用 | 約40~50万円 | 約10~30万円 |
光熱費 | 毎月約2000円 | 毎月約5000円 |
設置スペース | 横幅600mm・奥行750mm・高さ1800mm以上 | 幅はエコキュートとほぼ同じ。奥行と高さはエコキュートよりコンパクト。 |
水圧 | 標準タイプ約180Kpa、高圧給湯タイプ約300Kpa | 最大約500Kpa |
寿命 | 約10~15年 | 約10~15年 |
安全性 | 火災のリスクは少ない。 非常時でもお湯が使える。 | 火災のリスクがある。 水道直圧式は非常時は使えない。 |
補助金 | 充実している | 少ない |
4・灯油ボイラーからエコキュートへの交換はできるの?
工事が必要になりますが、灯油ボイラーからエコキュートへの交換は可能です!
これまで使用していた灯油ボイラーやタンクを処分し、基礎工事を行います。
エコキュートは貯湯タンク内部にお湯を貯めるため、土台が不安定なら現場打ちかエコベースのどちらかを行います。
基礎工事が終わればエコキュートの本体取付、配管工事、電気工事、リモコン設置工事と続きます。
5・まとめ
本記事では、エコキュートと灯油ボイラーの特徴、それぞれのメリット・デメリットについて紹介しました。
工事が必要になりますが、灯油ボイラーからエコキュートへの交換は可能です。
灯油ボイラーからエコキュートへ取り替えを検討されている方はぜひ、安心堂にご相談ください!
安心堂は、地域密着型のエコキュート専門店です。
豊富な施工実績で培った技術を駆使して、確実で丁寧な施工をさせていただきます。
独自の10年保証をご用意していますので、メンテナンスサービスを受けていただけたりと、アフターフォローも充実しております。
エコキュートをお探しの方には、ご家庭に合った1台をご提案させていただきます。
お見積もりは無料となっておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。