日立エコキュートのエラーコード一覧表:エコキュートの交換目安も解説
日立製エコキュートに予期せぬ不具合が発生した時、リモコンには「エラーコード」が表示されます。
一言でエラーコードといっても、その内容は実にさまざま。
自分で対応できるものから、深刻な故障が発生していて修理が必要なものまであります。
本記事では、「自分で解除できる日立製エコキュートのエラーコード」について簡潔にまとめました◎
どんな内容のエラーコードがあるか、あらかじめ知っておくと、いざというときにも落ち着いて対処ができますよ。
交換時期を迎えたエコキュートの特徴も解説しているので、ぜひチェックしてみてください♩
1.日立製エコキュートのエラーコード
日立製エコキュートのエラーコードは、アルファベットの「C・Er・H」から始まる数字との組み合わせでできています。
エコキュートに何らかの異常が発生すると、このエラーコードが台所リモコンと浴室リモコンに表示される仕組みです。
日立製エコキュートのエラーコード一覧は、下記のページにまとめているのでぜひこちらをご覧ください。
▶︎日立エコキュートのエラーコード一覧はこちら
簡単に解決できるエラーコードであれば、基本的に取扱説明書を見て対応すればOKです。
以下のエラーコードは、ご自身でも対処できるものとなっています。
エラーコード | 内容 | 対応法 |
・C23 ・Er15 ・Er23 | ・湯はりが正常に行われない | ・断水中であれば復帰を待つ ・タンク専用止水栓を開ける ・ふろ循環アダプターのフィルターを掃除をする ・浴槽の排水栓を閉じる |
表にある対応法を試した上で、エラーコードの表示を解除すれば完了です。
なお、エラコードの解除は以下の手順で行なってください。
1.「決定」ボタンを押す
2.「メニュー」ボタンを3秒以上長押し
画像引用:日立エコキュート取扱説明書P68
ご自身で解決することが難しいエラーコードについても、一覧表にまとめました。
エラーコード | 内容 |
・C01 ・C05 ・C09 | ヒートポンプ配管関係 |
・Er01〜14 ・Er16〜22 ・Er24〜99 | 貯湯ユニット関係 |
・HE01〜16 ・HE17 ・HE19〜24 | ヒートポンプユニット関係 ヒートポンプ配管関係 |
上記のエラーコードがリモコンに表示されたら、速やかにメーカーサポートか業者に修理を依頼してください。
2.日立の問い合わせ先
修理が必要なエラーコードが表示された時や、自分で解除してもすぐにまた同じエラーコードが出る場合は、日立のメーカーサポートに連絡しましょう。
メーカーの保証期間内であれば、故障の内容によっては無償で修理を受けられる場合があります。
問い合わせ方法 | 問い合わせ先 |
電固定電話 | 0120-3121-19 |
携帯電話 | 050-3155-0119(有料) |
FAX | 050-3135-2134(有料) |
受付時間は、月〜土曜日の9:00〜17:30です。
日曜・祝日、年末年始や夏季休暇はお休みとなっています。
3.日立のメーカー保証
日立のエコキュートは、販売時についてくるメーカー保証とは別に、「7年」と「10年」の延長保証が用意されています。(※ナイアガラタフネスの延長保証は10年のみ)
日立エコキュートの保証についてまとめました。
■日立エコキュートの基本保証
対象箇所 | 保証期間 |
本体 リモコン | 1年間 |
冷媒回路 | 3年間 |
貯湯タンク | 5年間 |
ナイアガラタフネス | 5年間 |
■日立エコキュートの延長保証
保証料金(税込) | |
7年(ナイアガラタフネス以外) | 23,000円 |
10年(ナイアガラタフネス以外) | 31,300円 |
ナイアガラタフネスのみ5年 | 22,000円 |
延長保証を追加でつけておくと、期間内であれば何度でも無料で修理が受けられます。
また、修理依頼は365日申請することが可能です。(受付時間は9:00〜21:00)
エコキュートは、設置してから10〜15年ほど使うとされています。
その間に、何か重大な故障が起きてお湯が使えなくなる可能性がないとは言い切れません。
故障の内容によっては10万円を超える高額修理になることもあるので、安心してエコキュートを使い続けたいという方には延長保証への加入をおすすめします。
4.エコキュートの交換サイン
エラーコードが頻繁に表示されたり、エラーコードを解除してもまたすぐに同様のエラーが出てしまう時は、エコキュートの交換時期が来ているのかもしれません。
エコキュートの交換のサインとなる代表的な不具合を紹介するので、当てはまるものはないか、ぜひ確認してみてください。
4-1.お湯の温度が不安定になった
シャワーや蛇口から出るお湯の温度が、熱くなったり冷たくなったりして不安定になってしまったら、温度センサーの故障が考えられます。
長期間使用しているエコキュートであれば、経年劣化で全体の動きが悪くなっているのかもしれません。
特定の蛇口からお湯が出なくなった場合は、エコキュートではなく混合水栓で不具合が起きています。
しかし、全ての蛇口からお湯がスムーズに出なくなった場合は、エコキュートの誤作動が原因です。
修理に出してもすぐにまた同様の不具合が発生するようであれば、交換の合図と考えて良いでしょう。
4-2.水漏れが起きている
配管やゴムパッキンに破損があると、エコキュートから水漏れが発生します。
貯湯タンクやヒートポンプユニットの下が広範囲で濡れてしまっている時は、修理が必要です。
水漏れのせいで本体の内部が損傷していると、修理が高額になる場合があります。
エコキュートは新しいものほど省エネ性能が優れており、効率よく光熱費を節約できます。
使用しているエコキュートの保証期間が過ぎてしまっているのであれば、思い切って新品のエコキュートに交換するのも得策です。
4-3.漏電遮断機が落ちる
エコキュートの漏電遮断機が落ちてしまう時は、漏電している可能性があります。
漏電遮断器とは、エコキュートの電源にあたるもので、貯湯タンクに取り付けられています。
漏電が発生した時に、安全を守るために自動的に電源が落ちる仕組みになっているのです。
漏電は、エコキュートの部品の経年劣化によって引き起こされることもあります。
古いエコキュートを使用していて、漏電遮断機が落ちやすくなっているのであれば、交換を検討しても良いでしょう。
4-4.エコキュートから異音がする
古くなったエコキュートから、いつもの稼働音とは異なる音がしたら、機種の内部が破損しているかもしれません。
特に、「ブゥーン」「ゴゴゴゴ」といった異音がする時は、ヒートポンプユニットのモーターの不具合が考えられます。
メーカーや業者の修理を受けても、またすぐに異音が発生するようであれば、交換をした方がいいというサインです。
4-5.設置から10年以上経過している
エコキュートの設置から10年以上経っていたら、そろそろ交換を検討しても良い頃合いです。
なぜなら、販売開始から10年以上経過している製品は、部品の製造がストップしてしまっている場合があるからです。
メンテナンスをこまめにしていたり、設置環境の良い場所で使用していたりすると、15年以上使用できることもあります。
ですが、経年劣化による故障が生じて、突然お湯が出なくなると大変不便です。
10年以上使用しているエコキュートが頻繁に故障するようになったら、完全に壊れ切る前に早めに交換することをおすすめします。
5.エコキュートの修理・交換はぜひ安心堂へ!
本記事では、日立製エコキュートのエラーコードについて詳しく解説しました。
エコキュートのリモコンに、エラーコードが表示されたら、慌てずに取扱説明書を見ながら対応してください。
軽微なエラーを示す「C23・Er15・Er23」のエラーコードであればご自身でも解決できますが、それ以外の場合は基本的に修理対応となります。
日立の保証期間内のエラーであれば、無償で修理ができるかもしれません。
まずはメーカーサポートに連絡しましょう。
メーカーの保証期間が過ぎている場合や、対応までに1週間以上かかると言われてしまった時は、ぜひエコキュート取替え専門店の安心堂にご相談を!
安心堂は地域密着を大切にしているため、最短即日でご自宅にお伺いさせていただきます。
また、修理や交換は下請けを通さず自社スタッフが担当するので、その分お得な価格設定となっています。
修理のお見積もりは無料でお受けしているので、お使いのエコキュートに不安な点がある方は、ぜひお気軽にご連絡してください。
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