エコキュートの訪問販売は危ない!?悪徳業者の特徴と上手な対応法
アポなしでエコキュートの訪問販売をして古い給湯器の交換を提案する業者がありますが、訪問販売はなんとなく怪しいという印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
訪問販売を行う全ての業者が悪徳業者というわけではありませんが、高額な設置費用を請求したり無理やり契約させようとしたりする悪質な業者が存在するのも事実です。
突然訪問販売の営業がやってきた時に備えて、悪徳業者かどうかを見極めるポイントを事前に知っていると安心ですよね。
そこで本記事では、
・悪徳業者の特徴
・訪問販売が来た時の上手な対応法
・クーリングオフはできるのか?
ということについて詳しく解説しました。
「自分は断る自信があるから大丈夫!」と思っている方でも、プロの営業マンにかかると意外と断りきれないというケースもあります。
本記事を参考に、エコキュートの訪問販売がやってきた時はどう対応するべきかをぜひ把握しておいてください。
1.エコキュートの訪問販売は本当に危ないの?
エコキュートの訪問販売を行っている業者は数多く見られますが、「訪問販売=悪徳業者」というわけではなく、普通は真っ当な営業をしています。
なぜなら、訪問販売という営業形態は「特定商取引法」により禁止事項が厳しく定められているからです。
例えば、訪問販売でしてはいけない行為に以下のようなものがあります。
・無理な再勧誘
・クーリングオフができる事実を教えない
・契約させるために虚偽の説明をする
・契約させるために威圧的な態度を取る
この他に、「勧誘が目的であることを先に言う」「名前を名乗る」などといった決まりもあります。
もしこれらの決まりに反すると、最悪の場合、業務停止の措置を取られてしまう場合があるため、法律にのっとった訪問営業をする業者がほとんどなのです。
しかし、なかには決まりを守らずに無理やり契約締結を迫ったり、しつこく何度も訪問営業をかけようとしてくる悪徳業者もいます。
相場の倍以上の値段でエコキュートの設置をさせられてしまうというケースも。
そのような悪徳業者に引っかからないよう、事項では悪徳業者の特徴について解説していきます。
2.悪徳業者の特徴
悪徳業者には、ある一定の特徴が見られます。
悪徳業者の多くが取る行動をあらかじめ把握して、詐欺に遭うリスクを回避しましょう。
2-1.名前を名乗ろうとしない
エコキュートの営業マンが訪問販売にやってきた時に、最初に名乗ろうとしない場合は悪徳業者です。
訪問販売を行う際は、訪問先のお客様に自分から会社名や氏名を伝えることが特定商取引法で定められています。
また、普通は名刺を持って訪問販売をするものです。
名前を尋ねたときにしどろもどろになる営業マンや、「名刺をください」と言っても名刺を渡してくれない時は悪徳業者と思って間違いないでしょう。
2-2.設置費用が高すぎor安すぎる
営業マンが提示してきた設置費用の値段が高すぎたり安すぎたりする場合も注意してください。
よくあるのは、相場よりも高すぎる価格で工事の契約を結ばされてしまうケースです。
エコキュート専門店や家電量販店に依頼した場合、エコキュートの設置工事は本体代込みで40〜50万程度が相場となっています。
しかし、悪徳業者の場合、お客様が設置費用の相場を知らないことにつけこんで、100万円以上の高額費用を提示してきます。
実際、メーカーの小売販売希望価格が100万円を超えることは珍しくないため、製品のカタログを見せられて納得してしまう方も多いのだとか。
ただ、本体価格は販売店によって変えることができ、実際は半額かそれ以上に割り引かれて販売されています。
悪徳業者の営業マンは、言葉巧みに「リフォームローンが組めますよ」などと契約するような流れに進めようとしてくるので、相場よりも高いと感じたら勇気を持って断りましょう。
また、工事費用0円キャンペーンなど、安すぎる工事費用を提案してくる場合も気をつけてください。
手抜き工事をされてしまったり、後から何かと理由をつけて追加費用を上乗せされてしまうことがあります。
2-3.エコキュートの良いところだけを勧めてくる
悪徳業者の特徴の1つに、エコキュートの良いところしかお客様に教えないという点があります。
営業マンはどうにかしてその場で契約書にハンコを押して欲しいと考えているため、エコキュートのメリットだけを伝えようとしてくるのです。
確かに、エコキュートは高い省エネ性能を持ち、光熱費も他の給湯器に比べると半額以下になるとされています。
しかし、エコキュートも良い面ばかりではなく、湯切れのリスクがあることや飲用ができないなどのデメリットが存在するのも事実です。
こちらから営業マンにエコキュートのデメリットを尋ねても、あやふやに誤魔化そうとするか、「デメリットなどない」と言い切るようであれば用心しましょう。
2-4.その場で無理に契約を迫ってくる
「考える時間が欲しい」とお願いしているにも関わらず、言葉巧みに即決させようとする営業マンは悪徳業者です。
まともな業者であれば、決断を先延ばしにしたとしてもすんなりと受け入れてくれます。
「この安さで契約できるのは今日だけですよ」などのうたい文句で迫られたとしても、「今は無理です」などと言い、毅然とした態度で断りましょう。
3.訪問販売の上手な対応法
それでは、実際に訪問販売が来た場合、どのように対応するとトラブルに巻き込まれずに済むのでしょうか。
ここでは、具体的な対処法を3つ紹介します。
3-1.絶対に玄関に上がらせない
訪問販売でうまく断れる自信がない時は、営業マンを玄関に決して上がらせず、最初から話を聞かなければOKです。
インターホン越しに挨拶をされたのであれば、訪問販売だと分かった時点で「間に合っています」と言って通話を切ってしまいましょう。
通話機能のないインターホンをご使用のお宅であれば、必ずドアチェーンを付けた状態でドアを開けてください。
一度玄関に上げてしまうと、営業マンは言葉巧みに話を進めようとしてきます。
少しでも聞く態度を見せると営業マンのペースに乗せられてしまう可能性があるので、「いりません」と言って家に入れずにキッパリと断るのが得策です。
3-2.居留守を決め込む
訪問販売が家に来たら、居留守を使うのも有効です。
この際、家にいるということがバレてしまっていても大丈夫。
家にいるのに誰も出てきてくれないとことは、「絶対に話を聞きたくない」という意思表示だと営業マンは捉えます。
特に、一人暮らしをしていて営業マンの話が正しいかどうか誰にも相談ができないという方は、はじめから居留守を決め込んで訪問販売をシャットダウンしてしまいましょう。
3-3.返事をいったん保留にする
訪問販売の話を聞いて、「契約してもいいかもしれない」と思った場合でも、その場で契約はせず必ず返事を保留してください。
他の施工業者に見積もりを取った時、もっと工事費用が安かったりサービス内容が良かったりする業者が見つかる場合があります。
営業マンは話のプロなので、さも自分のところで契約するのが正解と言わんばかりにエコキュートを勧めてきます。
ですが、契約自体はいつでもできるもの。
「後日返事する」などと言い、その日はいったん帰ってもらいましょう。
もしここで「安く施工できるのは今日契約した人だけ」と意地でも即決させようとしてくる会社は悪徳業者です。
しつこく食い下がられるようであれば、警察を呼んでください。
4.クーリングオフはできる?
エコキュートの訪問販売は、契約書をもらった日から8日以内に申請すればクーリングオフが可能です。
訪問販売は、契約後にお客様が「やはりいらない」と判断した場合、期間内であれば解約できる措置を取ることが義務付けられています。
その場では「いいな」と思って契約したけど、後からぼったくられていることに気がついた場合は、諦めずにクーリングオフをしましょう。
クーリングオフの申請は、お客様ご自身で行います。
やり方がわからない場合は、下記ページから消費生活センターに問い合わせてみてください。
全国消費生活センター:お問い合わせ先
なお、営業マンが「クーリングオフはできない」と虚偽の説明をしてきた場合は間違いなく悪徳業者なので、絶対に契約しないようにしましょう。
5.エコキュート設置のご相談は安心堂へ!
本記事では、エコキュートの訪問販売について詳しく解説しました。
訪問販売を行う業者のほとんどは誠実な営業を行なっていますが、なかには悪徳業者も潜んでいるので注意が必要です。
以下のような訪問販売業者は、悪徳業者である可能性があるので話を聞かないようにしてください。
・名前を名乗らない
・値段が高すぎたり安すぎたりする
・エコキュートのメリットしか教えてくれない
・即決させようとしてくる
もしも断れる自信がない場合は、居留守を使って最初から話を聞かないようにしましょう。
確実に安心な業者からエコキュートを購入したいのであれば、エコキュート取替え専門店や大手の家電量販店がおすすめです。
特に、エコキュート取替え専門店は独自のキャンペーンを行なっていたり、施工費用が家電量販店より安かったりと何かとお得。
「訪問販売からエコキュートを購入するのは不安だ」という方は、複数のエコキュート取替え専門店から相見積もりを取り、信頼できそうな業者を選ぶと良いでしょう。
エコキュート取替え専門店の安心堂は、お見積りやお問い合わせは無料です。
自社スタッフが在籍しているため、工事を下請け業者に依頼する必要がなく、工事費用も割安となっています!
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