エコキュートの交換費用の相場はいくら?給湯器別に解説!
他の給湯器からエコキュートに替える場合や、古い機種を新しいものに買い替える場合、交換費用はどれくらいかかるのでしょうか?
どうせ交換するなら、なるべく安く工事をしたいのが本音ですよね。
そこでこの記事では、
・エコキュートの交換費用の相場
・他の給湯器から交換する際の流れや工事費用
・エコキュート取替え専門店と家電量販店のどちらがおすすめか
などについて詳しく解説しました。
最後に補助金についても説明しているので、エコキュートへの交換・買い替えを検討している方は要チェックです!
1.エコキュートの交換費用はいくらかかる?
はじめに、エコキュートの大まかな交換費用について解説していきます。
「エコキュートに交換すると本当にお得なのか」という疑問にもお答えしているで、交換費用の元が取れるか不安な方は参考にしてください。
1-1.エコキュートの交換費用の相場
エコキュートの交換にかかる費用相場は、工事費込みで40〜50万円ほどが一般的です。
この施工費用は、選んだ機種の機能性や工事内容に合わせて上下します。
大まかな内訳は以下の通りです。
・本体価格…15〜50万円
・工事費用…18〜25万円
本体価格は普通、メーカーが提示する定価よりも値下げして販売されます。
給湯専用などの機能がシンプルな機種は安く、多機能でタンク容量の多いものは高くなる傾向です。
工事費用は、分電盤の交換や配管の延長などの有無によって値段が大きく異なります。
この工事内容の詳細は、実際に現場を見てみるまで分かりません。
予算をあらかじめ細かく知っておきたいという方は、依頼時に設置環境を実際に見てもらうことをおすすめします。
安心堂のサイトでは、以下のページで工事費込みの商品代金を紹介しているので、気になるメーカーがあればぜひ参考にしてください。
エコキュートラインナップ
1-2.エコキュートに替えた方が長い目で見てお得
エコキュートの交換費用の相場を見て、「高いな」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、エコキュートは効率よく湯沸かしができ節約効果が非常に高いため、長い目で見ると他の給湯器を使い続けた場合よりもお得になります。
年間のランニングコスト(税込) | |
ガス給湯器 | 約78,000円 |
電気温水器 | 約102,000円 |
エコキュート | 約24,000円 |
一覧表からわかるように、エコキュートは他の給湯器と比べると年間の光熱費が3〜4倍ほど安くなります。
もし電気温水器からエコキュートに交換して、その設置費用に50万円かかったとしても、6年ほど使用したら元が取れる計算です。
エコキュートは10〜15年は使えるとされているので、エコキュートに変えた方がお得であることがわかります。
エコキュートの設置費用がネックで悩んでいるという方は、ぜひ長期間使用した際のランニングコストを比較して検討してください。
2.工事の流れ
ここでは、エコキュートへ交換する際の実際の工事の流れについて説明します。
ちなみに、エコキュートの設置は半日ほどで完了する場合がほとんどです。
新たに設置してから湯沸かしが完了するまで4〜5時間ほどなので、午前中に作業に取り掛かればその日のうちにお風呂が使用できます。
細かい工事内容は使用している給湯器によって少しずつ異なるので、ご家庭に当てはまるケースを参考にしてください。
2-1.古いエコキュートから新しいエコキュートへ交換
古いエコキュートから新しい機種へ交換する場合は、すでに基礎工事や電気工事が完了しているため、そこまで工事内容は複雑ではありません。
以下のような流れで工事を行なっていきます。
1.エコキュートをご家庭まで配送
2.エコキュートの据付工事
3.給湯やお風呂などの配管を接続していく
4.電源線を接続させる
5.リモコンを取り付ける
6.古いエコキュートを撤去
7.電力会社に申請する
工事代金の目安は18万円ほどです。
給湯専用からフルオートタイプに変更した場合など、機種の大幅なランクアップがあった際は、配管工時や電気工事が追加で必要になることがあります。
2-2.電気温水器からエコキュートへ交換
電気温水器からエコキュートに交換する場合も、基礎工事の必要はありません。
配管工事や電気工事をする必要はありますが、工事代金の目安は約18万円となっています。
1.エコキュートをご家庭まで配送
2.エコキュートの据付工事
3.給湯やお風呂などの配管を接続していく
4.電源線を接続させる
5.リモコンを取り付ける
6.電気温水器を撤去
7.電力会社に申請する
電気温水器の貯湯タンクよりもエコキュートの貯湯タンクの方が大きい場合は、基礎工事が別途必要になることがあるので注意が必要です。
2-3.ガス給湯器からエコキュートへ交換
ガス給湯器とエコキュートは設備が大きく異なるので、工事内容も少し大掛かりです。
工事費用の目安は18〜25万円ほどとなっています。
1.エコキュートをご家庭まで配送
2.エコキュート設置のための土台の基礎工事
3.配管工事
4.電気工事
5.エコキューを取り付ける
6.給湯やお風呂などの配管を接続していく
7.電源線を接続させる
8.リモコンを取り付ける
6.ガス給湯器を撤去
7.電力会社に申請する
ガス給湯器からエコキュートに交換する際は、まずエコキュートの貯湯タンクやヒートポンプユニットを設置するための基礎工事が必要です。
特に貯湯タンクは水が入ると500kgを超えるほど重量があるパーツです。
風や地震で倒れると大変危険なので、コンクリートやエコベースという商品を使ってしっかり基礎を組んでいきます。
また、基礎工事だけでなく、配管工事や、エコキュートに対応したブレーカーへの交換など各種電気工事も必要です。
交換にかかる工数が他よりも多くなるため、工事代金も少し高めになると考えてください。
3.エコキュートへの交換はどこに頼む?
給湯器を交換するにあたって、依頼先をどこにするかで迷う方は多いのではないでしょうか?
ここでは、代表的な依頼先である「家電量販店」と「エコキュート取替え専門店」の特徴について説明します。
それぞれを見比べてみた上で、ご自身にとってメリットが大きそうな方を選んでください。
3-1.家電量販店:ポイントを貯めたい方
家電量販店は、以下のような方におすすめです。
・お店のポイントを貯めている
・リフォームも一緒にお願いしたい
・店選びで悩むのが面倒
家電量販店独自のポイントを貯めている方は、設置にかかった費用の分だけポイントが貯められるので大変お得です。
また、リフォームを一緒に考えている方は、給湯器の交換も一度に済ませてしまえます。
家電量販店は店舗の数自体が少ないので、他と比較のしようがなく、店舗選びで迷う必要があまりないのもメリットと言えるでしょう。
ただ、家電量販店では、本体価格がエコキュート取替え専門店に比べて高いことがほとんどです。
エコキュートの交換だけをできるだけ安く済ませたいという方は、エコキュート取替え専門店がおすすめです。
3-2.エコキュート取替え専門店:低価格&充実のアフターフォロー
エコキュート取替え専門店には、以下のような特徴があります。
・本体価格が安く設定されていることが多い
・独自の割引きやアフターフォローが充実している
・すぐ対応してもらいやすい
エコキュート取替え専門店では、エコキュート本体を家電量販店よりも安く購入できるだけでなく、お店独自のキャンペーンを実施している場合が多い印象です。
また、専門店という強みを活かして、さまざまなメーカーの在庫をたくさん保有している店が多いことも特徴の1つに挙げられます。
在庫が豊富な分、故障などの理由で交換を急ぐ場合にすぐ対応してもらうことが可能です。
お店独自の10年保証サービスがあったり、修理が必要な際にすぐに駆けつけてもらえたりと、設置後も安心して使い続けられるサービスが充実している点も見逃せません。
ただ、エコキュート取替え専門店は、お店によってサービス内容や対応の良し悪しに差があることがあります。
依頼先の業者が本当に信頼できるかどうか、しっかりと見極めることが大切です。
4.相見積もりを取るとより安心
エコキュートへの交換を依頼する際は、複数の業者に相見積もりを取ることでサービス内容や工事の価格を比較検討できます。
少なくとも2〜3社に見積もりを依頼するとよいでしょう。
相見積もりを取った際は、以下の3点に注目してください。
・工事内容
・金額
・アフターフォローや保証内容
ここで示した3点は、お店によって特に大きく差が出る項目です。
金額も気になるところですが、設置後のアフターフォローがあるかどうかも必ず確認してください。
また、見積もりを取った際は「接客態度」や「住んでいる地域が対応エリアであるか」も忘れずチェックしましょう。
エコキュートは長く使うものなので、何かあったときにも気持ちよく対応してもらえる業者を選んでおくことをおすすめします。
5.交換する際の機種選びのポイント
新しいエコキュートを購入する際は、家族構成にあった機能や容量の機種を選ぶことが大切です。
給湯器の交換を検討し始めたら、エコキュートを選ぶ際のポイントも一緒に押さえておきましょう。
5-1.エコキュートのタイプ
エコキュートには以下の3つのタイプに分かれます。
・フルオート→湯はり、たし湯、保温などが全自動
・セミオート→湯はりのみ自動
・給湯専用→給湯だけを行うシンプルな作り
多機能なフルオートタイプが一番値段が高く、機能がシンプルになるセミオート、給湯専用の順に安くなっていきます。
家族が多く毎日お風呂の保温機能を使用する方には、フルオートが便利です。
一方、保温機能を使わない1人暮らしの方などは給湯専用でも十分だと言えます。
家族構成がエコキュートの機能とマッチしているものを選ぶと間違いがありません。
5-2.貯湯タンクのサイズ
エコキュートの貯湯タンクにも、サイズの種類がいくつかあります。
以下を参考に貯湯タンクのサイズを選ぶようにしましょう。
・2〜3人→320L
・3〜5人→370L
・4〜7人→460L
家族構成に対してあまりにも大きすぎる容量を選ぶと、お湯を余らせてしまい非効率です。
逆に、小さすぎると沸きましを頻繁に行うことになり、光熱費が無駄になってしまいます。
家族の人数に合ったサイズをしっかりと選ぶことが、無駄なく機種選びをするコツです。
6.補助金を使ってお得に交換
新しく据えつける機種が補助金の対応機種であれば、お得に交換するチャンスです。
今年、「給湯省エネ事業」という、高効率給湯器の普及を推進するキャンペーンが開催されました。
内容は、「目標基準値に達している機種であれば、1台の設置につき5万円を支給」するという大変お得なものです。
機種は何でもよいというわけではありませんが、最新式のエコキュートが安く設置できるよい機会と言えます。
なお、申請は基本的にお客様個人ではなく、当事業に登録している業者が代わりに行うことになっています。
安心堂では補助金に関するご相談もお受けしているので、補助金を利用して給湯器を交換したいという方は、お気軽にお問い合わせください。
「給湯省エネ事業」の詳しい内容は以下の記事にまとめてます。
ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
【2023年】補助金でエコキュートをお得に設置!?「給湯省エネ事業」とは
7.エコキュートへ交換するならぜひ安心堂へご相談を!
エコキュートの交換費用は40〜50万円が相場でした。
元々使用していた給湯器によって工事内容や価格は変わってくるので、業者に依頼する際はあらかじめ見積もりを取るようにしてください。
安心堂では、お見積もりを無料で実施しております。
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ご相談だけでももちろん結構ですので、エコキュートの交換を検討されている方はぜひお気軽にご連絡ください。
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