エネファームと床暖房の組み合わせのデメリットとは?安心堂で交換を!

エネファームと床暖房の組み合わせは「光熱費が安くなりそう」「冬でも家全体が暖かくて快適そう」と、導入した方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に導入したけれど初期費用や、ガス代の高さに悩んでいる方も少なくありません。
この記事では、エネファームと床暖房を設置した場合のデメリットや、エコキュートへ取替えした際のメリットを解説します。
エネファームと床暖房の組み合わせのデメリットを正確に把握し、ランニングコストの低いエコキュートへの買い替えを検討してみましょう。
エネファームとは

エネファームは、ガスを使って電気と熱を作り出す、環境にも家計にも優しい家庭用燃料電池です。
都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する仕組みで、その際に発生する熱を給湯に利用できます。
エネファームは以下の3社から販売されています。
- ・パナソニック
- ・アイシン
- ・京セラ
エネファームはエネルギーを無駄なく活用し、高い省エネ効果が期待できます。
エネファーム床暖房のしくみ

エネファームと床暖房を組み合わせることで、発電時に発生する熱を床暖房に活用できます。
貯湯タンクのお湯を利用して床暖房を暖めることで、エネルギー効率を最大限に高められます。

エネファーム床暖房は熱源をすべて貯湯タンクのお湯から取るのではなく、バックアップ熱源機を効率よく使用します。
ネファーム床暖房のメリット

エネファーム床暖房を導入する際、業者やメーカから「発電ロスがなくなる」「ガス会社の優遇がある」など、さまざまなメリットを聞いたという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、エネファーム床暖房を設置した際のメリットを解説します。
自宅で発電するためロスが少ない
エネファームは自宅で発電するため送電ロスがなく、高いエネルギー利用率を実現することが可能です。
一般的に、発電所から各家庭に電力が送られる過程で、4〜5%ほどの送電ロスが発生します。
しかし、エネファームは自宅で発電し、そのまま床暖房システムを稼働するため送電ロスが発生しません。
エネファーム床暖房は送電ロスによる、無駄な光熱費が削減できるためお得といえるでしょう。
ガス会社の優遇を受けられる
エネファームを導入すると、ガス会社が提供する優遇サービスや料金プランを利用できるメリットがあります。
多くのガス会社では、エネファームを利用する顧客向けに、特別な割引プランを用意しています。
特に、床暖房や浴室暖房などの暖房器具を併用する場合、さらなる割引が適用されるケースがあるため大変お得です。
しかし、割引プランはガスの種類に指定がある場合が多く、ご家庭で使用しているガスによって割引プランを利用できない可能性もあります。
エネファーム床暖房を導入する際は、お住いのガス会社の優遇プランを確認し、最大限活用しましょう。
補助金も活用できる
エネファームは高効率給湯器に分類され、国や自治体が交付する補助金を活用できます。
国がおこなっている「給湯省エネ2025事業」では、対象製品を導入する際に16万円の補助金が交付されます。
また、加算要件として、以下の条件を満たす製品は、プラスで4万円支給されます。
“ネットワークに接続可能な機種で、気象情報と連動することで、停電が予想される場合に、稼働を停止しない機能を有するものであること。”
引用元:給湯省エネ2025事業「対象機器の詳細」
給湯省エネ2025事業に関しては「2025年版エコキュート補助金の詳細:最大17万円お得!」の記事で詳しく解説しています。
また、各自治体でもエネファームに対する補助金を交付しており、国の補助金と併用できる場合が多くあります。
エネファームは本体価格が高いため、導入する際は補助金を活用しましょう。
ネファーム床暖房のデメリット

エネファームと床暖房の組み合わせは、快適な暮らしを実現する一方で、コストや運用面でいくつかのデメリットがあります。
「お得感を感じられていない」「エネファーム床暖房を導入してから光熱費がかかるようになった」など、エネファーム床暖房の導入を後悔する人の声もあります。
ここでは、エネファーム床暖房のデメリットを解説するため、内容を把握して対策を立てましょう。
導入費用がかかる
エネファームの導入には、高額な初期費用がかかるというデメリットがあります。
本体価格 | 設置費用 | 総額 |
100〜200万円 | 30〜80万円 | 150〜250万円 |
エネファームは発電機能と給湯機能を持つ多機能なシステムのため、一般的な給湯器に比べて本体価格が大幅に高額になってしまいます。
補助金を活用したとしても高額な出費となるため、初期費用を抑えたい方にとっては大きなデメリットです。
初期費用を抑えながら高効率給湯器を設置したい方は、エコキュートなど他の給湯器を検討してみましょう。
維持費がかかる
エネファームは、定期的なメンテナンス費用や故障時の修理費用が発生するため、維持費がかかる点がデメリットです。
他の給湯器と異なり、エネファームは設置から約10年で総点検が必須となり、10万円程度の費用が必要となります。
総点検の際に部品の交換や修理が必要になれば、さらに数十万円かかる可能性もあります。
また、総点検の後は5年ごとに点検が必要となり、その都度5万円程の費用が必要です。
さらに、エネファームは使用開始から約20年で発電機能が自動停止するため、その後は給湯機能のみ活用できます。
エネファームは定期的なメンテナンスに維持費がかかり、20年後には発電システムが使えなくなるため、ランニングコストも考慮して導入を決めましょう。
ガス代がかかる
エネファームは電気代を大幅に節約できる一方で、ガス代が増加するデメリットがあるため注意が必要です。
給湯や発電の際にガスを使用するため、多くのガスを消費します。
特に、床暖房を長時間使用する場合、貯湯タンクのお湯が減るたびにガスを消費して発電と給湯をおこなうため、ガスの使用量がさらに増えます。
実際にエネファーム床暖房を導入した方の中には、ガス代が倍近くに増えたケースもあるため、運用方法に注意が必要です。
費用対効果が低い
エネファームは、高額な初期費用や維持費、そしてガス代の増加により、費用対効果が低くなってしまう可能性があるため注意が必要です。
他の給湯器に比べ、エネファームの本体価格は高額で、さらに定期的なメンテナンス費用もかかります。
また、床暖房の使用時にはバックアップ熱源機が作動し、ガスの消費量が増加します。
使用するガスの種類によっては単価が高く、光熱費全体が高くなるケースも少なくありません。
エネファームは初期費用を回収することが難しくなり、費用対効果が低くなる場合があるため注意しましょう。
売電できない
冬場のようにお湯や床暖房を多く使う時期は発電量も増加しますが、エネファームは余剰電力を売電できないため注意しましょう。
「せっかく発電して余ったなら売電したい」と感じる方も多いでしょう。
しかし、エネファームは余った電気を電力会社に売って収益を得ることは基本的にできません。
一部のガス会社では、売電に関する特別なプランが用意されている場合もあるため、賢く利用しましょう。
エネファーム床暖房に関するQ&A

エネファームと床暖房の組み合わせについて、よくある質問を紹介します。
床暖房のガス代は高い?
エネファームと床暖房の組み合わせは、使い方によってはガス代が高くなる可能性があります。
特に、温水式床暖房はバックアップ熱源機が稼働するため、貯湯タンクのお湯が不足すると、その都度ガスを消費して再度お湯を沸かすためガスを大量に消費します。
エネファーム床暖房をつけっぱなしにするとガス代が高くなるため、注意しましょう。
エネファームは元が取れる?
エネファームは使い方やライフスタイルによっては初期費用の元が取れる可能性がありますが、可能性は低いといわれています。
特に、お湯の使用量が少ないご家庭では、発電メリットを十分に活かせず、初期費用の回収が難しい場合が多くあります。
エネファーム床暖房を導入する際は、光熱費をしっかりとシミュレーションし、費用対効果を確認してから検討しましょう。
エネファーム床暖房はどんな人に向いてる?
エネファーム床暖房は、高い快適性を求め、省エネや災害対策にも関心がある方に向いています。
自家発電機能により、停電時でも電力と給湯を確保できるため、災害への備えを重視する方にもおすすめです。
ただし、導入コストが高いため、予算に余裕があり、長期的な視点でメリットを享受したいと考える方にとって良い選択肢と言えます。
エネファーム床暖房にデメリットを感じるなら安心堂でエコキュートに交換

エネファームと床暖房の組み合わせにデメリットを感じているなら、エコキュートへの交換がおすすめです。
エネファームは高い初期費用や維持費、毎月のガス代の増加といったデメリットがあります。
一方、エコキュートは導入費用が比較的安価で、ヒートポンプ技術によってお湯を効率よく沸かせるため、高い省エネ効果が期待できます。
エネファームからエコキュートへの買い替えは、エコキュート取替え専門店安心堂にお任せください。
安心堂ではお客様のライフスタイルに合わせ、最適なエコキュートを提案します。
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