気になる「太陽光パネル問題」|猛毒の噂は本当?注意点を解説

太陽光パネルは、太陽の光を電気に変換する装置です。そして、太陽光パネルは最小単位である太陽電池セルが複数枚集まって構成され、太陽電池セルは半導体ウェハという素材で出来ています。メーカーや商品によって半導体ウェハの素材は異なっていますが、主に「シリコン系」「化合物」「有機物」の3種類がありますが、資源エネルギー庁の調査によれば現在普及している太陽光パネルの95%以上はシリコン系になります。
太陽光発電は自然のエネルギーを使って発電するシステムですから、環境にやさしいエネルギー源として近年普及しています。しかしその一方で、太陽光パネルは猛毒だと言われてもいます。
その理由はなぜなのか解説していきます。

1.太陽光パネルが猛毒と言われる理由
- 有害物質が含まれているため
太陽光発電はその製造過程や使用後に人体や環境に影響を及ぼすような有害な物質が発生します。有害物質として、鉛、ヒ素、セレン、カドミウムがあります。現在、95%以上普及しているシリコン系半導体ウェハのパネルでは、その表面を走る縦線に鉛が使用されています。横線は発電された電力を運ぶためのケーブとして、主に銀や鈴、銅などが使用されています。シリコン系半導体ウェハには鉛以外の有害物質は現時点で一切使用されておらず、使用上問題はないとされています。
また有害物質が拡散する可能性ですが、普通に使用していればその可能性は限りなく低いです。太陽光パネルは封止材で密封されていて、ガラスやバックシートで保護されているからです。
ただし、太陽光パネルが自然災害や何らかの事故などで破損した状態が何年も放置されていると、話は別です。そのため、破損してしまったり、老朽化した太陽光パネルは速やかに処分しましょう。
その際の処分方法について解説していきます。
2.太陽光パネルの処分方法
太陽光パネルの処分は原則産業廃棄物扱いになります。家庭ごみとして処分はできませんのでご注意ください。
まず、太陽光パネルを設置した業者に解体撤去を依頼し、産業廃棄物処理業者に廃棄を依頼するという2段階の手順を踏んでいただくことが多いです。屋根の上にある太陽光パネルを廃棄できるのは、太陽光パネルを施工した業者やハウスメーカー、工務店などと法律で定められていますので、設置した業者に解体撤去依頼をします。
次に、産業廃棄物処理業者に廃棄を依頼するのですが、太陽光パネルを専門的に販売している業者であれば産業廃棄物処理業者を知っている場合もありますので、解体撤去を依頼した時点で同時に依頼できる可能性があります。
また、太陽光パネルの撤去費用だけなら20万円~30万円程度ですが、撤去費用とは別に太陽光パネルを設置した部分の補修として数万円~100万円程度の出費がかかることもあります。
転居や家屋の取り壊しで太陽光パネルを撤去する場合は撤去費用だけで済みますが、撤去後に住み続ける場合は、撤去費用が高額になる可能性もありますので、ご注意ください。
2-1.災害で破損した太陽光パネルの処分は注意が必要
また、台風や突風、地震などで太陽光パネルが地面に落ちてしまった場合は、産業廃棄物ではなく一般廃棄物扱いになります。一般廃棄物となった太陽光パネルの処分方法は自治体によって異なりますので、お住まいの自治体の処分方法に従ってください。
3.まとめ
以上、太陽光パネルの猛毒についての解説させていただきました。太陽光パネルは有害物質を含んではいますが、シリコン系半導体ウェハの鉛の含有率に関しても年々下がっており、基本的に安全です。
しかし、自然災害や突然の事故で破損した場合については注意が必要です。太陽光パネルは浸水や破損をしていても太陽光が当たると発電します。感電の恐れもあるため、素手で触らず、ゴム手袋やゴム長靴などを装着してブルーシートで覆ったり、パネル面を地面に向けてみるなどの対処をしましょう。
そして処分方法をきちんと守りましょう。
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