エコキュートのエア抜きはやるべき?やり方と注意点をわかりやすく解説!
「エコキュートのエア抜き」ってご存知ですか?
エコキュートを導入したら、定期的におこなった方が良いのがこの「エコキュートのエア抜き」です。
エコキュートをできるだけ長く使う為にも重要な作業ですが、具体的にどういう手順で行ったらいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか?
エコキュートの修理・交換・取付工事なら、 全国施工実績多数手の安心堂にお任せください。 私たちのコラムでは、エコキュートに関する情報や知恵袋をご紹介します。
今回は「エコキュートのエア抜きはやるべき?やり方と注意点をわかりやすく解説!」についてご紹介いたします。
是非、参考にしてみて下さい!
1・エコキュートエア抜きとは?
「エコキュートのエア抜き」とは、ヒートポンプユニットに溜まった空気を抜く作業のことです。
エコキュートの貯湯タンクやお湯を作るヒートポンプユニットの中を通る配管は、基本的には水で満たされています。
配管などに空気が混じっていると、空気が噛んだ状態になり、お湯の循環がスムーズにいかないことがあります。
その為、貯湯タンクやヒートポンプの配管に空気がたまってしまった場合には、空気を抜く必要があります。
エア抜きを怠ると、エコキュートの故障に繋がります。
エコキュートをできるだけ長く使う為に定期的にエコキュートのエア抜きが必要です。
また、エコキュートのエア抜きは空気を抜くだけでなく、ヒートポンプユニット内に溜まってきた汚れを外に排出する働きもあります。
2・エア抜きをしないといけない2つの理由
エコキュートのエア抜きをしないといけない理由は2つあります。
理由1・設置直後にタンクの中に水を入れ、配管の「エア噛み」をなくす
エコキュートを設置した直後の使い始める時にはエア抜きが必要です。
使い始める時にエア抜きを行わなければお湯の沸き上げが正常に行われないなどの不具合が起き、せっかく沸き上げてもお湯が使えないことがあります。
設置直後のエア抜きは、工事の際に設置業者が行なってくれる場合がほとんどですが、長い間使用してなかったエコキュートの使用を再開する場合は、ご自身でエア抜きをする必要があります。
理由2・ヒートポンプ内部の汚れを排出して、故障を防ぐためのメンテナンス
ヒートポンプにも長年の使用で水道水に含まれている不純物や水垢などがたまっていきます。
エア抜きを行なうことで、ヒートポンプの中にたまった汚れを空気や水と一緒に取り除くことが出来ます。
エコキュートを出来るだけ長く使う為に、目安として1年に2回程はエア抜きを行うようにしましょう。
3・エコキュートのエア抜き方法
エコキュートのエア抜きはご自身で簡単に行うことができます。
【エコキュートのエア抜きの方法は以下の手順です!】 1・ヒートポンプユニットの全ての水抜き栓を軽く開く 2・水が空気と混じって出てくるので1分以上放置する 3・水だけになったのを確認して水抜き栓を全て閉じる |
通常2〜3個ほどの水抜き栓があるので全ての栓を開けてエア抜きをするようにしましょう。
また、上記手順は手動でのエコキュートのエア抜き方法について解説しましたが、自動でエア抜きをおこなってくれる機種もあるので、お使いのエコキュートの取り扱い説明書を一度確認するようにしましょう。
4・エコキュートのエア抜きをする際の注意点
エコキュートのエア抜きは簡単に行うことができますが、以下の注意点があります。
注意点1・熱湯が勢いよくでることがある
タンクの中にお湯が残っている状況でエア抜きを行おうとすると排水栓から熱湯が勢いよく出る可能性があります。
ヒートポンプユニットのエア抜きは沸き上げが行われてない状態で行うようにしましょう。
排水栓にタオルをかけて熱湯が飛ばないようにする、厚手の手袋をつけるなど熱湯対策をして熱湯がかからないように十分ご注意ください。
注意点2・定期的に行う必要がある
前述したように、エコキュートのエア抜きは目安として1年に2回程行うようにしましょう。
「お湯が出ない」「エラー表示が出た」といった事態になる前にエコキュートのエア抜きを定期的に行い、できるだけ長くエコキュートをつかえるようにしましょう。
5・まとめ
本記事ではエコキュートのエア抜きをした方が良い理由や、方法、注意点について解説しました。
エコキュートのエア抜きはご自身で簡単に行うことができます。
目安としては、1年に2回程のエコキュートのエア抜きを行い、エコキュートをできるだけ長く使うようにしましょう。
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