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エコキュートの知恵袋

給湯器をエコキュートに交換する場合の注意点

2022.02.28 2023.06.09

今回は「給湯器をエコキュートに交換したい!」という皆さんのために、エコキュートに交換する場合の注意点について解説していきたいと思います。

・今ガス給湯器を使用している
・エコキュートにすると光熱費は安くなるのは知っているけど、注意点も知りたい
・買い替える時、ガス給湯器かエコキュートどちらにするか迷う

このような人におすすめの記事です。
既にエコキュートへの買い替えの計画が進んでいるという人も是非参考にしてみてください!

1.給湯器をエコキュートに交換する際に注意したい5つのポイント!

給湯器をエコキュートに交換する際に、注意しておきたい5つのポイントは下記です。

①設置スペースの確保
②入浴剤・水質の使用制限
③寒冷地・塩害地域
④シャワー・水栓の水圧
⑤エコキュートの容量選択

できれば交換する前に全てチェックしておきたい項目になります。
1つずつチェックして、万全の状態で計画を進めていきましょう。

エコキュートに交換する際に注意したいポイント①設置スペースの確保

設置スペース

エコキュートは、ガス給湯器よりも広い設置スペースが必要になります。
購入する前に、設置できるスペースがあるのかを確認しましょう。

目安は「幅2m×奥行90cm」程度の広さです。

わかりやすいもので言えば「畳1枚分程度」と同じぐらいのサイズ感になります。
外部に畳1枚を置けるスペースはありますか?

設置場所の基本となるのは、これまでガス給湯器などを設置していた場所となります。

その付近に広いスペースがあれば問題ありませんが、隣の家が近かったりフェンスがあって奥行きが確保できなかったりする場合は、専門業者に相談してみましょう。
エコキュートを設置すると、通行幅が取れなくなってしまい、不便になることもあります。

メンテナンスや通行が大変になったことで後悔しないように、専門業者にどの位置に設置するのかを、実際にその場所でメジャー等を使い確認するのがおすすめです。

エコキュートに交換する際に注意したいポイント②入浴剤・水質の使用制限

入浴剤

エコキュートは、基本的に入浴剤や温泉水は利用することができません。

まずは、入浴剤についてです。
給湯専用タイプのエコキュートであれば、浴槽内のお湯がタンクと行き来しないので問題はありません。

しかし、自動追い焚きなどの機能がついている「フルオートタイプ」では、浴槽内の温度を保つためにタンクと浴槽内でお湯が循環します。
その際に、入浴剤の成分が配管内についてしまうことで、パイプが腐ってしまい、エコキュートが故障してしまうのです。

特に注意したいのが下記のような入浴剤です。

・ゆずやみかんの皮など固形物が入っているもの
・とろみのある入浴剤(ミルク成分を含んでいるもの等)
・酸や硫黄が含まれているもの

現在使っているのがガス給湯器で、日常的にこれらの入浴剤を使用しているのなら注意が必要です。

これまで通り入浴剤を使用するのは難しいことを頭に入れておきましょう。

また、地域によっては「温泉水」を利用しているところもありますが、基本的にエコキュートで温泉水は使用できません。
一部の商品は温泉水に対応しているようですが、構造上不具合や故障の原因となりやすいので、温泉水の利用をしたい場合は専門業者に相談してみましょう。

このように、エコキュートは入浴剤や温泉水の利用が、ガス給湯器と同じようにすることができません。
入浴剤を使うのが好きな人にとっては、大きなデメリットかもしれませんね。

しかし、メーカーや商品によっては一部の入浴剤の使用ができるようになっています。
ダイキンでは、これまで使用できなかった「にごり湯」などの入浴剤にも対応するようになったようです。
どうしても入浴剤を使用したいという人は、使いたい入浴剤が使用できるメーカーや商品を選定して交換を行いましょう。

エコキュートに交換する際に注意したいポイント③寒冷地・塩害地域

寒冷地

冬の寒さが厳しい地域や海に近い地域では、それぞれ「寒冷地仕様」「対塩害仕様」のエコキュートを選択しましょう。

地域に合わせないエコキュートを選択してしまった場合・・

・故障する確率がグッと上がる
・塩害地域ではエコキュートが錆びてしまう
・給湯効率が悪くなってしまう

このような不具合やトラブルが起きてしまいます。

エコキュートの交換に関わる工事は50〜70万円ほどかかる高額なものです。
耐用年数近くまで稼働することができなかったら、大きな損をしてしまうでしょう。

地元の業者であれば適切な仕様のエコキュートを選択してくれるとは思いますが、自分自身でも寒冷地仕様や対塩害仕様というものがあるということを頭に入れておくことで、失敗なく交換をすることができますよ!

また、寒冷地や塩害地域で注意したいのが「少数で暮らしている場合」です。
寒冷地仕様や耐塩害仕様では、2人暮らし用などの小さい容量のエコキュートがラインナップとして用意されていない場合が多くあります。

小さい容量のエコキュートを希望する場合は、あらかじめカタログなどで確認しておきましょう。

エコキュートに交換する際に注意したいポイント④シャワー・水栓の水圧

水圧

エコキュートは、タンクにお湯を貯めておき、使う時にそこから配管を通してお湯を届けるという仕組みになっています。

そのため、ガス給湯器などの「即時的」に沸かす仕組みである給湯器と比べて、シャワーや水栓のお湯の水圧が弱くなる傾向があるので、注意しましょう。

できれば、モデルハウスやショールームなどでお湯の水圧を体験しておきたいです。
交換した後で「水圧が弱くて困る!」という後悔をしないよう、事前に確認しておくことが大切ですよ!

また、シャワーの水圧は強い方がよいという人は、シャワーに手元スイッチがついていないタイプのものを選択するのがおすすめです。

手元スイッチがついているタイプは、シャワーホースの中でお湯を止めることができる仕組みになっているため、スイッチがついていないタイプよりも水圧が弱くなる傾向があります。
元々水圧が弱くなる特徴があるエコキュートと組み合わせて使うと、より水圧が弱く感じてしまうので、できるだけ水圧が確保できるシャワーを選択する方がよいでしょう。

エコキュートに交換する際に注意したいポイント⑤エコキュートの容量選択

エコキュートの容量は、家族人数やお湯の使い方で決定しましょう。

家族人数の目安は下記の通りです。

・2〜4人 300L
・3〜5人 370L
・4〜8人 460L・550L

4人暮らしであっても、娘さんが2人いて、年頃になると沢山シャワーを使うことが予想される場合などは460Lを選択しておくのがおすすめです。

また、エコキュートは夜間の電気料金が安い時間帯を使ってお湯を沸かす仕組みになっています。
お湯が足りなくなり日中にお湯を沸かすとなると、せっかくのエコキュートのメリットが台無しになってしまうこともあるので、容量選択はとても重要です。

家族のお湯の使い方や入浴のスタイルなどを踏まえて、検討してみましょう。

2.給湯器をエコキュートに交換するなら弊社へご相談ください!

今回は「給湯器をエコキュートに交換する場合の注意点」について解説してきました。
給湯器をエコキュートに交換する際に注意したいことは下記の5つです。

①設置スペースの確保
②入浴剤・水質の使用制限
③寒冷地・塩害地域
④シャワー・水栓の水圧
⑤エコキュートの容量選択

お伝えしてきたようなことを、交換した後に知ると「やってしまった・・!」という失敗に気づいてしまうこともあります。

【エコキュートのメリット】
・光熱費が安くなる
・空気熱を利用するためエコ
・災害時にはタンクの中の水を利用できる

このようなメリットだけではなく、注意しなければいけないことも頭に入れながら交換を進めていきましょう。

エコキュートに交換する

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-ku

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