【2023年補助金】高断熱窓に最大200万円!先進的窓リノベ事業って?
寒く長い冬に、高騰する光熱費。
家の暖かさを逃がさずに光熱費も節約できる、断熱リフォームをお考えの方も多いのではないでしょうか。
断熱リフォームは、実は今がチャンスです!!
2023年から始まった、国や各自治体が自宅の断熱リフォーム費用の一部を補助してくれる補助金制度があります。
今回はその補助金の内容や申請方法について、詳しくご紹介していきます!
1.2023年から始まった、新しい補助金制度!
2023年から始まった新しい補助金・助成金制度は3つあります。
住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業【先進的窓リノベ事業】(経済産業省・環境省) こどもエコ住まい支援事業(国土交通省) 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省) |
これまでの補助金は、各省庁ごとの運用だったため併用できませんでした。
しかし上の3つの補助金は3省の連携により、ワンストップで併用申請が可能となったこれまでにない補助金・助成金制度なのです!
今回は特に補助金の額が大きく、断熱性アップに直結する窓のリフォームを対象とした、住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業【先進的窓リノベ事業】がどういったものなのか、詳しく解説していきます!
是非ご参考になさってください。
1-1.熱の出入りの7割以上は窓からと言われています!
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(先進的窓リノベ事業)」は、断熱窓への改修促進を図ることで、省エネルギー住宅を増やす目的で設置されました。
まず知っておいていただきたいのは、日本の住宅の7割は単板ガラス窓のみで、実に熱の出入りの7割以上は窓からとなっている点です。
したがって窓の断熱性能を高めることは、家の暖かさの維持や光熱費削減に大きな期待が持てると言えます。
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(先進的窓リノベ事業)」に関しては、戸建住宅及び共同住宅(集合住宅)の全世帯が対象ですが、補助の対象部位は窓だけで、ドアは対象外です。
また、リフォーム工事のみ対象で、新築は対象外です。
期間としては、令和4年(2022年)11月8日~令和5年(2023年)12月31日に工事請負契約を締結し、
リフォーム事業者の事業者登録の後に工事を着工、令和5年(2023年)12月31日までに完了した工事が対象となります。
(ただし国の予算上限に達した時点で終了となります。)
当店もリフォーム事業者の事業者登録済みですので、お気軽にご相談くださいね!
1-2.対象となる工事は?
補助対象となるのは、窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事うち、内窓設置、外窓交換、ガラス交換です。
※熱貫流率(Uw値)1.9以下等、一定の基準を満たすもの
例えば、こんな窓のリノベーションもオススメです!
マドリモ 内窓 プラマード U
今ある窓の内側に内窓を取付ける形の「マドリモ 内窓 プラマード U」なら、1窓あたりなんと約60分でリフォーム完了するという手軽さ。
しかもマンションでも、設置位置が専有部なので戸別のリフォームができます。※マンションでの戸別施工はマンションごとに管理組合の規約が違いますので、確認が必要です。
手軽さと高断熱の両立の仕組みは「空気」と「樹脂」によるもの。
窓が二重になることにより生まれる空気の層と、熱を伝えにくい樹脂のフレームにより暖かさをキープします。
遮音効果も高くなるのも嬉しいポイントですね。
こういった高断熱窓にお得にリフォームできるチャンスです!少しでも気になった方は当店にお気軽にご相談ください!
☛お問い合わせはコチラから
マドリモ 断熱窓 戸建用
戸建て住宅でしたらこちらもオススメです!
窓枠を壊さずに工事可能な、今ある窓枠に新しい窓枠をかぶせて取付けるカバー工法を用いています。
簡単に約半日で工事可能!今のお住まいに住みながらリフォームができます。
暖かさの秘密は樹脂窓。
樹脂はアルミの1000倍も熱を通しにくい素材なのです!
先ほど、熱の出入りの7割以上は窓からとお伝えしました。上の図を見ていただければ、窓をリノベーションすることによる断熱効果を分かっていただけるのではないかと思います。
こういった高断熱窓にお得にリフォームできるチャンスです!少しでも気になった方は当店にお気軽にご相談ください!
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1-3.補助額はいくら?
今回の補助金の補助額の上限は、200万円/戸(補助率1/2相当等)です。
ガラスとサッシを組み合わせた「窓としての性能値」(熱貫流率)と窓の大きさ、住宅の種別、窓リフォームの工法によって補助金の金額が変わります。
また、1つの住宅における合計補助額が5万円に満たない場合は申請不可となります。例えば小サイズの内窓の性能がAやSの場合は1枚だけでは申請できませんのでご注意ください。
戸建住宅・低層集合住宅*における補助額
*3階建て以下の集合住宅
(円。ガラス交換:1枚あたり。その他:施工箇所1箇所あたり)
工種 | グレード | 熱貫流率 (W/m2・K) |
大きさの区分 | ||
大 ※1 | 中 ※2 | 小 ※3 | |||
ガラス交換 ※4 | SS | Uw1.1 以下 | 48,000 | 30,000 | 8,000 |
S | Uw1.5 以下 | 32,000 | 21,000 | 5,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 26,000 | 17,000 | 4,000 | |
内窓設置 | SS | Uw1.1 以下 | 124,000 | 84,000 | 53,000 |
S | Uw1.5 以下 | 84,000 | 57,000 | 36,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 69,000 | 47,000 | 30,000 | |
外窓交換 (カバー工法) |
SS | Uw1.1 以下 | 183,000 | 136,000 | 91,000 |
S | Uw1.5 以下 | 124,000 | 92,000 | 62,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 102,000 | 76,000 | 51,000 | |
外窓交換 (はつり工法) |
SS | Uw1.1 以下 | 183,000 | 136,000 | 91,000 |
S | Uw1.5 以下 | 124,000 | 92,000 | 62,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 102,000 | 76,000 | 51,000 |
※1 大:ガラス(一枚)の面積 1.4㎡以上。サッシ(一箇所)の面積 2.8㎡以上。
※2 中:ガラス(一枚)の面積 0.8㎡以上 1.4㎡未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6㎡以上 2.8m2未満。
※3 小:ガラス(一枚)の面積 0.8㎡未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6㎡未満。
※4 ガラス交換は、箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出。ドアに付くガラスのみ交換の改修は対象外。
中高層集合住宅*における補助額
*4階建て以上の集合住宅
(円。ガラス交換:1枚あたり。その他:施工箇所1箇所あたり)
工種 | グレード | 熱貫流率 (W/m2・K) |
大きさの区分 | ||
大 ※1 | 中 ※2 | 小 ※3 | |||
ガラス交換 ※4 |
SS | Uw1.1 以下 | 48,000 | 30,000 | 8,000 |
S | Uw1.5 以下 | 32,000 | 21,000 | 5,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 26,000 | 17,000 | 4,000 | |
内窓設置 | SS | Uw1.1 以下 | 124,000 | 84,000 | 53,000 |
S | Uw1.5 以下 | 84,000 | 57,000 | 36,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 69,000 | 47,000 | 30,000 | |
外窓交換 (カバー工法) |
SS | Uw1.1 以下 | 221,000 | 151,000 | 93,000 |
S | Uw1.5 以下 | 150,000 | 102,000 | 63,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 123,000 | 84,000 | 52,000 | |
B | Uw2.3 以下 | 89,000 | 61,000 | 38,000 | |
外窓交換 (はつり工法) |
SS | Uw1.1 以下 | 221,000 | 151,000 | 93,000 |
S | Uw1.5 以下 | 150,000 | 102,000 | 63,000 | |
A | Uw1.9 以下 | 123,000 | 84,000 | 52,000 |
※1 大:ガラス(一枚)の面積 1.4㎡以上。サッシ(一箇所)の面積 2.8㎡以上。
※2 中:ガラス(一枚)の面積 0.8㎡以上 1.4㎡未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6㎡以上 2.8㎡未満。
※3 小:ガラス(一枚)の面積 0.8㎡未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6㎡未満。
※4 ガラス交換は、箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出。ドアに付くガラスのみ交換の改修は対象外。
1-4.申請方法は?
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(先進的窓リノベ事業)」補助金の申請者は工事を発注する施主様ではなく、工事を行う事業者です。
申請は全ての工事が完了した後に行い、審査を経て承認されると補助金が事業者へと振り込まれます。
その後、事業者から工事発注者へ全額還元されるという流れになります。
2.【2023年度】住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(先進的窓リノベ事業)の注意点!
①他の補助金「こどもエコ住まい支援事業(国土交通省)」「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省)」との関係
住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(先進的窓リノベ事業)は
「こどもエコすまい支援事業(国土交通省)」及び
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業(経済産業省)」
と3省連携ワンストップ補助金(住宅省エネ2023キャンペーン)により連携していますので、同時に使う事が可能となります。
ただし施工部位毎にどれか1つの補助金しか使えませんのでご注意ください。
②さらにお得になるかも?!都道府県補助金や税の減額措置の有無をチェック!
リフォームは大切なお住まいに長く暮らすためには必要なこととは言え、小さな出費ではないので、なるべくお得に行いたいですよね。
そこで朗報です!国の補助金と都道府県の補助金は財源が異なることが多いため、都道府県補助金や税の減額措置と併用できる可能性があるのです。
お住まいの自治体の制度をぜひチェックしてみてください!
③事業者からの補助金の還元方法を確認しましょう!
先ほどもお伝えしたように、補助金の申請者は工事を発注する施主様ではなく、工事を行う事業者です。
事業者が国から補助金を受け取った後、どのような形で施主様に還元されるのかは事業者との間で事前に取り決めておく必要があります。
還元方法は
① 補助事業に係る契約代金(最終支払に限る。)に充当する方法
② 現金で支払う方法
以上の2パターンとなっており、原則①補助事業に係る契約代金(最終支払に限る。)に充当する方法とされています。
いつ還元されるのか…と不安になることが無いように、どちらの形にするかをしっかりと事前に決めておきましょう。
また、リフォーム事業者は、事前に事業者登録を済ましていないと補助金の申請ができないため、これから利用しようとしているリフォーム事業者が事業者登録済みなのかどうかも合わせて確認しておきましょう。
④国の予算上限に注意!
こちらの補助金の申請期間は、2023年3月下旬~予算上限に達するまでとなっています。
(遅くとも2023年12月31日まで)
締切は予算上限に応じて公表されるので、公式ページもチェックしてみて下さい。
不安な点がありましたら当店にもお気軽にご相談くださいね!
3.【2023年度】住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業については当店にご相談ください!
2023年度の住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業【先進的窓リノベ事業】についてお伝えしてきました。
【事業の概要】 ・窓のリフォームのみが対象 ・工事を発注する施主様ではなく、工事を行う事業者が申請し、その後施主様に全額還元される ・最大200万円の補助金を受け取ることができる |
当店では、エコキュートの他にも住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業【先進的窓リノベ事業】に沿った断熱リフォームも行っております。
どうぞ、お気軽にご相談ください!