半年に1度のエコキュート掃除もうやった?自分でできる簡単なお掃除法

手軽にお湯を使用できるため、最近ではエコキュートを設置されているご家庭も多くなってきました。
しかしラクにお湯が使えることから、お手入れやお掃除をつい忘れてしまいがちです。
気にはなっていたけどお掃除のやり方がよく分からない、設置してから全く何も手を付けていないという方も多いのではないでしょうか。
エコキュートのメンテナンスをしないでいると、お湯が汚れたりエコキュートの寿命を縮めたりする原因になります。エコキュートを長持ちさせるためにも、今回は代表的なエコキュートのお掃除箇所とその方法についてご紹介していきますので、ご参考にしてみてください。
エコキュートの修理・交換・取付工事なら、 全国施工実績多数手の安心堂にお任せください。
私たちのコラムでは、エコキュートに関する情報や知恵袋をご紹介します。
今回は「半年に1度のエコキュート掃除もうやった?自分でできる簡単なお掃除法」についてご紹介いたします。
この記事では、エコキュートのお掃除方法について、詳しく解説します。
1.お掃除頻度の目安

エコキュートのお掃除の目安は一般的に半年に一度と言われています。
エコキュートのタンクの汚れは頻繁にどんどん溜まるものではないので、毎日水抜きをする必要はありませんが、
可能であれば半年に一度程度、タンクの水抜きを行なうのがベストです。
お盆に一回、お正月の大掃除の時に一回というイメージで習慣づけると忘れくくなります。
また、浴槽フィルターのお掃除はお風呂掃除のついでに1~2週間に1度程度、配管の洗浄は1~2か月に1度が、清潔なお湯を使うためにおすすめのお掃除頻度といわれています。
2.お掃除しないとどうなる?

エコキュートの定期的なお掃除をしないと、さまざまなリスクが生じます。
そこで、その影響について以下に解説していきたいと思います。
お湯に汚れが混ざる・お湯が臭くなる
お風呂にお湯を張ると、白い粉状の汚れや茶色い異物が湯船に浮いたり、独特な臭いを感じたりすることがあります。
これは、追い焚きや入浴剤の使用によって蓄積された、ふろ配管の中の汚れや雑菌が湯船まで流れついてしまっている状態です。
追い焚きは浴槽のお湯を吸い上げ、暖かくして吐き出す循環システムのため、皮脂や入浴剤が配管内に残ることは少なくありません。
汚れたお湯には雑菌が多く、健康面でのリスクも考えられます。
消耗品の寿命が短くなる
エコキュートの配管や貯湯タンクに汚れが溜まっていると、部品の磨耗が進み、機械が正常に機能できなくなる可能性があります。
フィルターや配管の詰まりは故障の原因になるので、エコキュートの寿命が短くなってしまうことも考えられます。
稼働率が下がる
汚れが溜まったふろ配管では、追い焚きやお湯を溜めるのに時間がかかってしまうケースがあります。
これは汚れが邪魔をして、排水・給水がうまくできず、お湯を溜めたり温めたりする機能が低下するためです。
3.エコキュートのお掃除方法

エコキュートを定期的にお掃除していないと、さまざまなリスクが発生します。
そこで、ここからは各部分の具体的なお掃除方法について、ご説明していきたいと思います。
3-1. 浴槽フィルター

浴槽フィルターは、浴槽の中に付いている丸い循環口のカバーことです。
浴槽フィルターに汚れがたまると、お湯張りや追い焚きが正常に機能しないこともあります。そのため、フィルターのお手入れは1週間に1度は行うよう、推奨されています。
浴槽フィルターは、フィルター本体を軽く左に回すと外れます。表面には細かい汚れが付着しているため、歯ブラシで取り除いてください。その後、再び循環口にフィルターを取り付ければ、浴槽フィルターの掃除は完了です。
3-2. 配管洗浄

エコキュートとお風呂を繋ぐ配管も湯垢などの汚れが溜まっていきます。
最近のエコキュートには配管の自動洗浄機能が付いている機種もあります。こうした機種では、毎日お風呂に入った後に、浴槽のアダプターよりも高い位置にお湯を残しておけば、残り湯を使って自動で洗浄してくれます。
ただ、水のみでの洗浄では落としきれない汚れもあるため、1~2か月に1度はメーカ推奨の専用洗浄剤を使って、水だけでは取り除けない汚れを洗い流すと配管がきれいに保てます。
メーカーごとにリモコンの操作方法は若干異なりますが、配管洗浄の流れは次のように行います。
- 1. 浴槽の循環口よりも10cmほど高い位置までお湯を張る
- 2. 洗浄剤を入れ、洗浄ボタンを押して洗浄を開始する
- 3. 1時間ほど経ったら、洗浄を止め浴槽の中のお湯を排水する
- 4. お風呂の栓を閉じて、浴槽に水を張りなおす(循環口の少し上くらいまで)
- 5. 再度、洗浄ボタンを押し水を循環させて配管の中をすすぐ。(30分程度)
- 6. 終わったら浴槽の中の水を抜いて、浴槽を掃除する
3-3. タンク内

エコキュートは貯湯式の給湯器のため、タンク内は常にお湯や水で満たされた状態になっています。水道水の中にもごくわずかに不純物が混ざっているので、長年利用し続けるとタンクの底に汚れとなって溜まってしまいます。
放置してしまうと、お湯はり時に浴槽に汚れが浮いている状態になってしまいます。
そこで、タンクの中の水抜きを定期的に行なうことで、水と一緒に底にたまった不純物も洗い流すことができます。こちらもメーカーごとに多少異なる場合がありますが、手順は次の通りです。
- 1. 貯湯タンクの下部に付いている脚部カバーを取り外す
- 2. 給水配管に付いている止水栓を閉める
- 3. 貯湯タンク上部に付いている「逃し弁」カバーを開け、中に入っているレバーを手前に引く
- 4. 排水栓を開き、約1~2分間水を出し続ける
- 5. 排水栓を閉じて、給水配管の止水栓を開ける
- 6. 排水口から水があふれるようになったら、逃し弁のレバーを元に戻す
また、貯湯タンクの掃除を始める際は漏電遮断機を切った状態、掃除が終わりレバーを戻したら、漏電遮断機のスイッチを入れるようにしてください。
屋内でお湯が出ることを確認できれば、貯湯タンクの掃除は完了です。
以上がエコキュートの各部分のお掃除手順です。
まとめ

この記事では、お掃除頻度の目安や、お掃除方法についてご紹介してきました。
エコキュートの掃除は難しくないため、自分で行うことができます。
定期的なお掃除をするとエコキュートを清潔な状態に保てるので、きれいなお湯で気持ちよくお風呂に入れます。また、エコキュートの稼働率や寿命にも直結するため、お手入れは半年に一度程度行ってみてください!
エコキュートの交換を検討されている方は、ぜひエコキュート取替え専門店の安心堂にご連絡を!
ベテランの当社スタッフが、最短即日でご自宅までお伺いします。
交換を検討されている方に向け、補助金のご相談もお受けしています。
独自の10年延長保証もご用意しているので、長く安心してエコキュートをお使いいただけますよ♩
無料お見積もりは、LINEから簡単に申請が可能です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
LINEでお見積りはこちら
エコキュートの交換、故障修理、取り替え工事なら【安心堂】