オール電化に必要なアンペア数を解説:エコキュート利用者も必見!
光熱費が節約できるエコキュートですが、節約のためには電力会社での適切なプランや契約アンペア数を選ぶことが大切です。
そこで、この記事ではオール電化に必要なアンペア数の目安をメインにお伝えしていきたいと思います。
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私たちのコラムでは、エコキュートに関する情報や知恵袋をご紹介します。
今回は「オール電化に必要なアンペア数を解説:エコキュート利用者も必見!」についてご紹介いたします。
オール電化への切り替えやエコキュートの使用に関してお悩みの方は参考にしてみてください。
1.アンペアとは
アンペアとは一度に流れる電流を表す単位で、「A」という記号で表示されています。
アンペアはそのとき世帯全体で使っている電流の合計になるため、家庭での電力契約においては家全体で一度に使える電気の量を表すものです。
一般的な電化製品を単体で使う上ではアンペアをさほど気にする必要はありません。
しかし、複数の電化製品を同時に使用する際には注意が必要です。電力会社と契約している以上の電流を一度に使用することはできないため、契約している電力の容量を超えてしまうと、ブレーカーが落ちてしまいます。
ライフスタイルやご家族の人数によって、適切なアンペア数は異なるため、最適なアンペア数で契約することが重要です。
2.必要なアンペア数の目安
オール電化に切り替えて複数の電化製品を同時に使いたい場合や、家族の人数が多い場合には契約容量を大きくする必要があります。
どのくらいのアンペア数が最適な契約の目安となるのか、一人暮らしの場合・二人暮らし以上の場合・エコキュート使用の場合に分けてまとめてみます。
・一人暮らし・・・30Aがおすすめです
ただし夏・冬のエアコンを多く使用する時期や、電子レンジとIHクッキングヒーターを同時に使用する頻度が多い場合では、30A以上の電気量が必要となる場合が多です。
同時に使用する電気量が多いという方は、余裕をもって40Aで契約しておくと無難です。
・二人暮らし以上・・・50~60A以上を契約するのがおすすめです
二人暮らしの場合では、同時に使用する電気量が一人暮らしとさほど変わらないケースもあり30Aでも十分な場合もあります。
一方で、複数人で暮らしている場合には、同時にさまざまな電化製品を使うこともあるため50~60Aがあれば安心です。
・エコキュートの場合・・・60~100Aがおすすめです
オール電化でエコキュートを使用している場合には、エコキュートを使用していない場合に比べて使用電気量が増えます。
エコキュートのアンペア数の目安は16~19Aです。
IHクッキングヒーターは20~30A・電子レンジは15Aが目安であり、これらを同時に使用する際に備えて、通常よりも大きな電気量の契約が安心です。
そして、エコキュート使用の場合には、エコキュートのお湯切れによる使用電力の増加にも注意が必要です。
通常エコキュートによる湯沸かしは電気料金の安い夜間に行います。そのため他の電化製品との兼ね合いでブレーカーが落ちる可能性は低いのですが、貯湯タンクが湯切れした場合には、日中であっても自動的に湯沸かしを行います。
これにより使用電力が増えることで、他の電化製品も使用した場合にブレーカーが落ちるリスクも生じます。
オール電化でエコキュートを使用している方は、エコキュートが日中にお湯切れし、他の電化製品との兼ね合いで契約電力を超えるケースに、十分に注意してください。
3.電化製品ごとの使用アンペアの目安
前の項目で、エコキュートの場合の使用アンペアの目安をお伝えしましたが、ここでその他の電化製品の使用アンペアの目安もまとめていきたいと思います。
その他の電化製品の使用アンペア目安は、下記の通りです。
電化製品 | アンペアの目安 |
電球 | 0.5A |
洗濯機 | 2.0A |
こたつ | 2.0A |
テレビ(液晶42型) | 2.1A |
冷蔵庫(450L) | 2.5A |
掃除機 | 弱 2.0A 強 10.0A |
ヘアドライヤー | 12.0A |
電気炊飯器 | 13.0A |
アイロン | 14.0A |
電子レンジ | 15.0A |
エアコン | 冷房 5.8A/立ち上がり時 14.0A 暖房 6.6A/立ち上がり時 20.0A |
オール電化で電化製品を快適に使用するためには、各電化製品ごとの使用アンペアも知っておくと、無駄のない契約ができます。
4.アンペアの調べ方
次に、ご自宅のアンペア数を確認する方法をご紹介いたします。契約しているアンペア数が分からないという方は、次の方法で確認して見てください。
・分電盤を確認する
ご自宅の契約アンペアは、分電盤の中にあるブレーカーに書かれている数字や色で判断することが出来ます。分電盤の中のブレーカーに数字が書かれていたり、電力会社によってはブレーカーのラベルが色分けされていますので、そちらを確認してみてください。
・請求書や検針表で確認する
毎月電力会社から届く、電気代の請求書や検針票にもご契約中のアンペア数の記載があります。
最近では紙の請求書がない場合もありますが、web上でも確認できるようになっていますので、ご契約されてる電力会社の会員ページなどから確認してみましょう。
5.アンペア制の導入について
ここまで、電化製品ごとのアンペア数をまとめてきましたが、電力会社によってはアンペア製を導入している会社とそうではない会社があります。契約を見直す際には、こちらの点も確認してみてください。
アンペア制を導入している地域の電力会社は、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・九州電力です。こちらの地域にお住まいの場合には、契約容量が大きくなると毎月の基本料金がその分高くなります。
一方、関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力管内では、アンペア制ではなく使用量に応じた最低料金を支払う設定になっています。これらの地域では60Aまでは料金が変わりません。これらの地域では、アンペア数を下げても毎月の電気料金は変わりませんので、特別何か事情がない限りは最大のアンペア数で契約することがおすすめです。
まとめ
この記事では、オール電化への切り替える時の目安となるアンペア数をご紹介いたしました。お使いの電化製品やご家族の人数、契約している電力会社を確認していただき、一番お得なプランでの契約を検討していただければと思います。
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